キャッシングの注意点
不況を反映してか、「万が一の出費に備えて」という理由で、今すぐに必要という訳では無いけれど、予めキャッシングカードを申し込んでおくという方も珍しくありません。
そんな転ばぬ先の杖のようなケースであれば、悩む必要はないかもしれませんが、お金を借りるという事は、当たり前ですがその後で「お金を返す」という事を忘れては行けないのです。
今やキャッシングサービスはたくさんあり、迷ってしまう事と思いますが、今回は「キャッシングの比較のその前に!」是非忘れないでおいて欲しい注意点を解説します。
返済計画を立ててからの借り入れを!
「お金がなくて何としても借りないと」と思っている時は、「いくら借りられるか・ちゃんと借りられるか」ばかりを考えてしまい、なかなか返済の事まで気が回らないものですよね。
しかし、厳しいようですが、返済できる計画が立たないのであれは、キャッシングを申し込むべきではないのです。
また、改正貸金業法により総量規制が行われ、年収の3分の1までしか借り入れすることができなくなりました。すでに年収の3分の1以上の借り入れを行っている方は、これ以上の融資を受けることができません。それでも安易に貸してくれるという話があれば、ヤミ金の可能性があります。絶対に近寄ってはいけません。
今あるお金は使えるお金ではない?!
テレビCMなどでもおなじみの「ご利用は計画的に!」という言葉。キャッシングは何よりこの言葉に尽きると思います。計画性を持ったキャッシングはあなたの生活を快適にサポートしてくれますが、計画性のないキャッシングは非常に危険です。是非、計画的な利用を心がけてください。
また、キャッシングをする際は、自分が
【今どういう経済状況で】
【何を目的にお金が必要なのか?】
を冷静に考えて、収支に見合った借入を念頭に置きましょう。
もう少し言うと【借りた後いくらずつ、いつまでに返済が出来るだろう?】でも良いかもしれませんね。
また、キャッシングは便利ですが、それを返済しきれないうちに何度も繰り返してしまう人は、手元にあるお金を「全部使えるお金」と勘違いしてしまうパターンが多いです。
電気や水道、ガス、各種税金などの毎月固定の支払いがあることを忘れて、給料をほとんど使ってしまったりしまうケースです。キャッシングで言えば「借りたお金は返すお金で、自分のお金ではない」という考えが必要になります。
お金を借りる際は、改めてお金について考えてみるのもおすすめです。その上で返済計画を立てて、キャッシングに上手く家計をサポートしてもらいましょう!